農業システム
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アナログタイマー式潅水制御盤
ご年配の方でも簡単に操作が可能

アナログタイマーとスイッチで製造した潅水コントローラーです。
(潅水コントローラー KPS-10 AC24V 仕様)
液肥の同時混入に対応しており、24時間タイマーに白いコマをセットすると水だけ、黄色をセットすると水と液肥を潅水する作りになっています。
系統ごとの潅水時間はくるっと回してご希望通りに簡単に設定できるのもこのアナログタイマー式の魅力のひとつです。
以下の表より仕様をご選択ください
KPS-①-②-③kW-④W-⑤Hz-⑥
例)KPS-12-AC24V-3.7kW-40W-60-IoT
選択番号 | 仕様 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
①系統数 | 2 2系統 |
4 4系統 |
6 6系統 |
8 8系統 |
10 10系統 |
12 12系統 |
②対応ソレノイド | AC24V (標準)CKD製 GSVシリーズ |
DC24V(オプション) CKD製 GSVシリーズ推奨 |
||||
③対応潅水ポンプ | 3.7 3相AC200V 3.7kW ポンプ |
2.2 3相AC200V 2.2kW ポンプ |
||||
④対応液肥ポンプ | 40 (標準)ジェットバルス JP-200T-40W 3相 40W |
25 ジェットバルス JP-200T-25W 3相 25W |
||||
⑤電源 | 60 (標準)3相 AC200V 20A 60Hz |
50 3相 AC200V 20A 50Hz |
||||
⑥オプション | 無し (標準) |
IoT※1(オプション) 外部制御端子 有り |
※1:IoTとは「Internet of Things」の力で、ものがインターネット経由で通信することを意味します。IoTでは、「離れたものを操作する遠隔制御」「離れたものの状態を知る遠隔監視」「離れたもの同士で任意データの送受信」などが可能です。昨今、スマートフォンでお風呂を入れることができたり、エアコンの電源操作ができたりなどが実現されていますが、これがIoTを使用したシステムとなっています。
タッチパネル式潅水制御盤
新規就農者に好まれている仕様

大型7インチワイド画面で、設定するのはたったの2画面。
そのため、面倒なページの切替え操作は不要です。
曜日ごとに潅水の有無を設定でき、潅水開始時間、間隔、回数、液肥混入のタイミングが設定可能です。
また、液肥混入後に、水だけを潅水チューブに流して、散水口のつまりを防ぐことも可能です。
落雷による故障防止対策として、回路も内蔵しています。
IoT対応潅水制御盤としても活用が可能なため、スマホがあれば、旅行先でも操作が行っていただけます。



以下の表より仕様をご選択ください
KPS-①-②-③kW-④W-⑤Hz-⑥
例)KPS-12-AC24V-3.7kW-40W-60-IoT
選択番号 | 仕様 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
①系統数 | 2 2系統 |
4 4系統 |
6 6系統 |
8 8系統 |
~ | 20 20系統 |
②対応ソレノイド | AC24V (標準)CKD製 GSVシリーズ |
DC24V(オプション) CKD製 GSVシリーズ推奨 |
||||
③対応潅水ポンプ | 3.7 3相AC200V 3.7kW ポンプ |
2.2 3相AC200V 2.2kW ポンプ |
||||
④対応液肥ポンプ | 40 (標準)ジェットバルス JP-200T-40W 3相 40W |
25 ジェットバルス JP-200T-25W 3相 25W |
||||
⑤電源 | 60 (標準)3相 AC200V 20A 60Hz |
50 3相 AC200V 20A 50Hz |
||||
⑥オプション | 無し (標準) |
IoT※1(オプション) Webサーバー内臓機種 |
大規模農場潅水システム AguRo-W

当社の大規模農場潅水コントローラー「AguRo-W」は、1台の統括コントローラーで60系統もの潅水が可能です。
作物ごとや生育状況に合わせて潅水を行います。
高齢化や担い手不足など農業の人手不足に加え、大規模な農場では作業時間を大幅に改善できることが最大のポイントとなってきます。
それを叶えるのがこの潅水システムであり、農業の省力化に向けた有効的な手段のひとつです。
いちご自動収穫ロボット「ロボつみ®」

「ロボつみ®」はAIでイチゴの色づきを判断し、特許を取得した特殊な2段階の刃で”いちごに触れることなく”茎をヘタの真上でカットする技術を備え、また、収穫したいちごをトレーに”等級ごと”に収穫ができるといったシステムを搭載しています。
また、当社代表が農家に生まれ育ったこともあり、「どんなに有能な機械であっても農家の方が手を出せない高額なものではいけない」というポリシーを持っており、自社開発を行うことで、農家の方にも導入可能な価格設定を目指しています。また、いちご自動収穫ロボット「ロボつみ®」は登録商標です。
農業に対する当社の想い
農業の本質的問題解決のために奮闘

実家が代々農業を営む当社代表は、いちごやぶどうを育てている環境を間近で見てきました。
その中で、いちご需要は高まる一方で、就農者の高齢化や後継者、労働者不足が叫ばれており、それに加え、品質基準の厳格化により作府面積は減少傾向に、そういった問題が重なり、何かを変えなければ厳しい状況となっていました。
その間、エンジニアであった代表は「自分に何らかの形で応援することはできないものか?」と考え、「ロボつみ®」の開発に取り組み始めました。
効率化するだけではなく、より高い品質を保ったまま、美味しいいちごを世間の皆様にお届けしていただけるよう、農家の方に寄り添った開発を行っております。
農家に生まれ育った代表の想い

当社は、農作業時間の短縮につながる農業の自動化を推奨しております。
少子高齢化にともない、農業就業人口は年々減少しております。様々な産業でICT化が進み、技術の発展とともに自動化が劇的に進んでいます。
農業に関しては、気象条件が大きく関わってきており、また地域の特異性や確実性の低さなどが他の産業とは大きく異なる点です。
当社代表は、もともと農家の生まれということもあり、農業を生業とする両親の背中を見て育つ中で、農業の大変さを日々痛感していました。
畑の水やりがあるから、家族全員で出かけることはできず、たまに出かけることができても午後3時までには帰宅しなければならないという制約がありました。
そういった負担と時間を、今の農家さんには有効に使っていただきたく思っています。
「人の手で作り上げられるもの」を大切にしながら、ロボットなどの最先端技術システムを導入することで、農業の新たな可能性を見つけられるかと思います。
「シンプル」を追求した機械製造

アイナックシステムの潅水制御盤はタッチパネル式やIoT遠隔操作式などもありますが、最もおすすめしたいのは「アナログタイマー式」。
これは、開発を行う中で、「簡単に操作できること」を重要視したためです。
シンプルで、わかりやすく、壊れない製品であることを大切にしながら、「必要だと感じる人のためのカスタマイズが可能な機械」である、それがこのアナログタイマー式なのです。
現在、農業就業者のほとんどは65歳以上だと言われていますが、最も懸念されるのは機械操作の難しさ。
そこを当社では、どんな年代のお客様にも「シンプル」に、操作をしてスマート農業への1歩を踏み出してほしい、そんな願いを一つひとつの機械に込めています。
競争の中で生きる農家さんへ、より効率的な農業を

スーパーに並ぶ野菜や果物、それらの中から、自分が作った農作物を手に取り、多くの方に食べていただく、それには、より美味しいものを、より多く、かつ効率的に、コストをかけずに行えたらどれだけの農業をしている方が「楽」になるのでしょうか。
当社が設計や製造を行った機械は、既存製品を使用していただくというよりも、農家さん一人ひとりに寄り添い、その農家さんだけのカスタマイズを行えるということが最もおすすめできるポイントです。
昨今「私生活と働くこと、そのどちらも充実させる」ことが重要視されており、農業の世界においても「家族と過ごす時間を大切にしたい」と感じられる方も多いかと思います。
当社はそのために「効率化」が重要になってくると考えます。
複数の農作物を育てていると、あっちへ行ったり、こっちへ来たりで大変ですが、ひとつの場所にいながら、別の場所の農作物の状況を確認し、その状況に合わせて動かずとも行動ができるため、より効率的に、より多くの農作物を管理することが可能です。